180億円という大金を特撮好きなオタクに渡して映画を作るとどうなるか?
パンズラビリンスやヘルボーイを手掛けたキャラメイクには定評あるギレルモデルトロ監督。彼は小さい頃からゴジラやウルトラマンなど特撮映画を見て育ったオタクで、今現在も浦沢直樹のモンスターのドラマ化も決まっている。とにかく漫画や特撮が好きで来日した際には中野ブロードウェイでフィギュアを買いあさったりお台場で等身大ガンダムを見て絶句するなど金がある外人の出来るオタク。そんなデルトロのやりたいことをとことんやってのけた特撮愛に満ちた作品がパシフィックリムだ。
あらすじ
2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。
とまあ内容はそんなに深いものではない。社会風刺もメッセージもないがそれがどうしたと言った感じ。そんなことは問題ではない。
まず相変わらずのキャラデザ。デルトロといえばパンズの死神だったり、ヘルボーイの巨人などわくわくするような斬新なデザインのキャラクターが多いが今回も期待を裏切らない。相当なオタクということもあってか映画内ではマジンガーZの頭部の合体シーンであったり怪獣もガメラやウルトラマンの敵を意識したような作りなど日本を意識しながらもオリジナリティあふれるキャラがたくさん。
キャラクターだけでなく景観にもかなり凝っており、香港のスラムな町並みや闇市などは一時停止してじっくり見たくなるほど。またシドニーやフロリダ、東京など各国の都市が崩壊していくショットは廃墟マニアにはたまらない。
次にロボット。ロボットを操るのは二人ひと組でシンクロし人が歩けばロボットも歩くというエヴァ的な要素。そのため各国のパイロットは親子や兄弟、恋人など信頼し合ったパートナーとイェーガーを操る。各国それぞれに特徴があり中国は三本腕で拳法を使った身軽な動きだったり、ロシアは旧式で重いがパワフルな技を繰り出していたりとわくわくが最後まで収まらない。
最後に俳優。あまり有名ではないが個性豊かな面々がそろっている。日本からは天下の名優芦田真菜ちゃんと菊池凛子。真菜ちゃんはハリウッドデビューらしい。へー。ヘルボーイでメイクいらないんじゃないくらいの強烈なつのだ☆ひろ顔のロンパールマン。JJエイブラムスにしか見えないチャーリーデイ。ダークナイトライジングでガニ股で氷河に落っこちた秘書役のバーンゴーマン。サンシャインクリーニングで清掃用具屋の兄ちゃんやってたクリフトンコリンズJr。とまあよく知らないけど見たら一発で覚える系の濃い俳優が勢ぞろい。下手にシュワちゃんとかじゃなくてホントよかった。
ロンパールマンの闇市で怪獣を売りさばいてる役が一番お気に入り。やらしい金の皮靴をはき、金歯をちらつかせナイフ捌きがたくみ。赤ちゃん怪獣に食われるが......
私は小さい頃からあまり特撮を見てこなかったしガンダムやエヴァなどのロボット系も全然触れずに大人になった。おまけにジブリもトトロとこないだ始めてみたナウシカの二本という非国民。そんな人間でも今作は大いに楽しめたし二度劇場で見てしまうほどだから見てない人間に対してはなんでみてないの?と疑問の念しかない。でかいスクリーンで見れる今のうちに見ることをお勧めする。
どうやら日本中でも興奮してる方がわんさかいるようでこんなゴジラ風の予告を作る人まで現れました。http://youtu.be/y3Qygyy4204
本田猪四郎のゴジラの予告がこちら。
ちなみにパシフィックリムの最後に本田猪四郎に捧ぐというメッセージが。泣ける。
実際萌&健太ビデオって看板が気になって芦田真菜の演技は全然見てない。
2013年8月22日木曜日
【映画】ワールドウォーZ
ジョージロメロがナイトオブザリビングデッドを製作し世に出した時、世界はまだゾンビというもののパワーに気づかないでいた。その後ドーンオブザデッドが爆発的なヒットを記録し、世界は一瞬にしてその魅力に感染。日本でも邦題ゾンビとして流行。今から30年ほど前の話だ。その甲斐あってかゾンビのイメージはいい意味でも悪い意味でも定着した。グロテスクで動きがとろいが、数の暴力で襲いかかる恐ろしいクリーチャーだと。イメージが定着したことで一般的な思考を持っている人間ならばゾンビと聞いた瞬間見るのを避け、見もせずにB級と決めつけるようになった。だからだろうか。今作ワールドウォーZのPRにおいてゾンビという言葉は一度も聞かない。CMでもよくわからない何かが襲いかかってくるだけでゾンビなのかどうかはわからない。なんも知らない人からしたらブラピの新作はジャッキーコーガンが世界を救うのカナ?くらいにしか分からないほど情報量が少ない。そのためレビューはふたを開けたらこれゾンビ映画ジャン!!カネカエセ!で湧きあがった。実際劇場にもホントに内容を分かって見に来てるのかわからないおばあちゃんとか、ドラゴンボールZの延長かな?みたいな大学生、ブラピ主演なら間違いないでしょみたいなギャルに、なんだかすごそうだからくらいのJKが多々見られた。
確かにブラピ主演で金もかかっててなんだかすごそうな映画を見た感は否めない。実際すごかったし。
内容。
ベストセラーを記録した、マックス・ブルックスの小説を実写化したパニック大作。人間を凶暴化させる未知のウイルスの感染原因を解き明かそうと、感染者と非感染者の死闘が繰り広げられる世界各地を駆ける元国連捜査官の姿を、息詰まるタッチで活写する。
元国連捜査官のジェリー(ブラッド・ピット)は家族とパンケーキを焼いて連想ゲームをするだけの平和な毎日を送っていた。世界のどこかではウイルスによる何かで戒厳令が出ているとニュースで知るが他人事で毎日を過ごしていた。
ある日渋滞にはまっていると前方から爆発音が。そして間髪いれずにゴミ清掃カーが渋滞をまき散らし人が人を食う光景を目の当たりにする。町中がパニックになるなかなんとか逃げ延び空母に搬送される。そこで人間を凶暴化させる未知のウイルスが猛スピードかつ世界的規模で感染拡大しているのを知る。そんな中、元国連職員の技能と知識を買われたジェリーは、各国を回ってウイルスの感染原因を突き止めるよう依頼される。
感染源を突き止めるべく最初に行ったのが韓国。ゾンビという電報を最後に連絡が途絶えていたため調査に行くが希望の星と言われていたハーバード大卒の青年がスリップしてナチュラルに自殺。大バカ者である。しかたなくブラピのみで捜索するがそこでイスラエルに情報源がいると聞く。
ここが最も見どころのアリの大群がごとくゾンビが群れて壁を登るゾンビだ。
これを見るために1800円払ったと言ってもいいくらいこの映画の見どころ。イスラエルの巨大な壁を運動会がごとく這いあがり連携プレーで町を陥落させていく。まるでバベル。ジョージロメロがドーンで体現させたかった大量生産&大量消費主義ゾンビがまさにこれだろう。砂埃を上げて狂ったように組み体操しながら壁を超える姿はこれまでになかった。
その後イスラエルから旅客機で逃げるのだが、まさかの機内にゾンビが隠れてたおかげでパニックに。乗客が次々に感染していき諦めかけた時、ブラピが機内でグレネードを投げたおかげで外へ吸い込まれてくゾンビと乗客。もうこの時点でむちゃくちゃだがブラピはシートベルトをしていたので墜落したものの助かる。御巣鷹山では160人がぐちゃぐちゃになったというのに!ブラピが実はゾンビなんじゃねえのか?
イスラエルでゾンビのワクチンを思いついたブラピは怪我を負いながらもなんとかWHOに駆け込み対処法を提案する。それはゾンビウイルスが入る以前に別の強力なウイルスが体にあればそれが抗体の役割を担うというもの。おたふく風邪だからインフルになりませ~んみたいなものか。しかし強力なウイルスはゾンビがわんさかいる別棟にある...どうするブラピ!世界は救えるのか!?家族に再び会うことはできるのか?!ゾンビに人類は屈することとなるのか....つづく
ちなみにホントに続編あるらしい。危険な匂いしかしないが。タイトルはworld war2Zで。歴史ドキュメンタリーみたいだね。神風ゾンビとか出てこないことを祈る。
序盤から中盤までテンポがかなりいい。あっという間に世界中に感染してパニックになってく様子がリアルに描かれており、実際今の世界で起きたらホントにこんな感じだろう。発症源が台湾の病気だったり温暖化によるものであったり定かになっていない部分も非常にいい。昨年あったアメリカの黒人がホームレスの顔を食った事件もちゃんと使われていた。ゾンビ映画では定番の自分で工作して武器を作ったり防具を作る描写もありLast of usを連想。走りまくるゾンビも『28日後...』風だしゾンビ映画はある意味で行くとこまで行ったのかもしれない。
あとはCGのクオリティがすばらしい。ここで製作の段階のムービーが観れるがここもCGなのかよ!ってくらい細部まで作りこまれていて技術の進歩を感じ取れる。http://youtu.be/NTr0k6-8_Fw
私はCGの技術に関しては全く分からないしPS3で遊び倒してるくらいで作り方は分からないが相当大変らしい。人物のスキンからモーション質感などむちゃくちゃ細かいうえにバグがあるととんでもないことになるという悪夢。
総合的に見て自分はすごい楽しめた。ゾンビ映画に必要な要素をちょっとづつかじりながらもレートを下げて多くの人に見てもらおうという監督の意図も見れたし。バイオハザードなんかが好きな人からちょっと怖めのアクション(ブレイドとかアンダーワールド)好きな人はガンガンお勧めする。刺激がほしい人にはたまらないはず。ただゾンビ映画に必ずある現代社会への批判みたいなものは一切感じ取れなかった。ただわけがわからないパニックに巻き込まれながらも運よく状況を切り抜け結果僕らは戦い続けますみたいな。実際ストーリーはシンプル。頭すっからかんで見れる。ただ突っ込みどころは多々あるからそこはスルーで。
2013年8月19日月曜日
【雑記】 SEKAI NO OWARI
残念ながら中高生に人気のJpopグループのレビューをするわけではない。
突然だが世界の終りを想像したことはあるだろうか。
隕石でも宇宙人でもパンデミックでもいい。突然人間の数が激減していわば世紀末状態になった時どうやって生き延びるか。そんな妄想を私はよくする。映画やゲームでもそういったシチュエーションを取り上げたものは数多く存在し、大ヒットを記録している。そんなフィルムやソフトを一部紹介したいと思う。
・【映画】ザ・ロード
ヴィゴモーテンセン主演の世紀末映画。核戦争が起きてしまい、世界は少数の人間しか残らず、朽ち果て続けるフィールドをさまよい南を目指しもがきながら生き延びる親子の話。全体を通して重々しい空気が漂いとてもリアルで、実際に世紀末になったらこうなるのだろうなというシーンが多くある。例えば食料が尽きた世界ではもはや食べる対象は人間にシフトし、パワーを持たない人間は日々恐れながら暮らす。パワーを持った人間はコミュニティーを形成しパワーを強める。抑圧するものがない以上最も恐るべき存在だ。あるいは信じる心を失ってしまうところ。世紀末下においてもはや親族ですら信じることができなくなり、疑心暗鬼になり世界はますます荒んでいく。そんな心情やグレー一色な世界が実際に世界に終りが来たらどうなるかということを教えてくれる恐ろしい映画。ただ、途中親子が秘密の倉庫を見つけそこにはカン詰めやら食料が山のようにあり、久々におなかを満たすシーンは重いシーンからの反動で至福の時を感じさせる好きなシーンでもある。
・【映画】ウォーカー
デンゼルワシントン、ゲイリーオールドマン、ミラキュニスという俺的豪華ラインナップな作品。文明が崩壊した後、男は本を西へ運べという言葉で歩き続ける。途中で訪れた街のドンは男が持っている本=聖書が統率力の持つ重要な書だとしてパワーで奪おうとする。しかし男には聖なる力により守られているため死ななくて本を無事西に持っていったとさ。この文だけで分かるようにアメリカ人大好きキリスト映画&開拓者スピリッツ映画。教訓みたいでイライラしますが世界観的にはすごい良い。最後ミラキュニスがモンスタービーツバイドクタードレをつけるシーンが印象的。
・【映画】トゥモローワールド
西暦2027年11月。人類は希望を失い、世界は恐慌状態におちいっていた。なぜか出産の能力が失われ、18年間にわたって全く子供が生まれず世界は絶望。反政府組織がテロを毎日のように行う中反政府組織のリーダーである妻にある人物を護送するように頼まれる。それは子供を身ごもった黒人の女の子だった。という話。世界観的にはあまり世紀末ではないけどシヴィルウォー中の街なんかはプライベートライアンのくつした爆弾を思い出させる世紀末具合。カメラワークが非常に巧みで当事者だと錯覚させスリルを味わえる。
・【ゲーム】ラストオブアス
こちらは2013年頭に発売して以来アメリカでメガヒットを記録し世界中で話題となっているPS3およびXBOXのソフト。ストーリーは簡単に言うと、凶暴化するキノコの菌が蔓延して世界が混沌に包まれてる中唯一感染しない抗体を持った女の子が現れ主人公がワクチンを作ってもらうために遠くの病院まで引率するという話。これだけ聞くとお荷物運搬ゲーみたいだがさすがはノーティドッグ(アンチャーテッドの製作グループ)。非常に細かい部分にまで作りこまれており、少女エリーのAIだけでなく敵のAIもかなり複雑にプログラムされている。いわば今までは同じところをぐるぐる回るか敵を見つけたらただ追いかけるだけだったAIがあちこちを探しまわったり隠れたりと本物の人間のような動きをするのだ。また世紀末感もよ考えて作られており、弾薬はフィールドに少ししかなく食料もめったにない。そのためレンガを投げたり、自分で酒と布で火炎瓶を作ったりとギリギリのカツカツの生活を強いられる。難易度は非常に高いがその分リアルでゲームに引き込まれていく。廃墟と化したアメリカの町並みも必見。
・【ゲーム】フォールアウト
ザ世紀末。1997年にフォールアウトシリーズ第一作がリリースされ莫大なヒットを記録し今では3まで出ている(+NV)。フォールアウトとは放射正降下物を意味し、いわゆる核。町並みは基本的にぼろぼろで核のせいで近づくと放射能を浴びてしまう危険なところもあり。がれきの中からガラクタを集めて武器を作るのもよし、町の人間をホロコーストして支配してしまうのもよし、無難にストーリーを進めるのもよしとかなり自由なゲーム。ただやりこみ要素の多さとマップがだだっ広いせいか、フリーズがむちゃくちゃ多くPS3のハードディスクを破壊するゲームとしても有名。マッドマックスやソイレントグリーン、古くは半魚人などの映画からインスピレーションを受けている。
突然だが世界の終りを想像したことはあるだろうか。
隕石でも宇宙人でもパンデミックでもいい。突然人間の数が激減していわば世紀末状態になった時どうやって生き延びるか。そんな妄想を私はよくする。映画やゲームでもそういったシチュエーションを取り上げたものは数多く存在し、大ヒットを記録している。そんなフィルムやソフトを一部紹介したいと思う。
・【映画】ザ・ロード
ヴィゴモーテンセン主演の世紀末映画。核戦争が起きてしまい、世界は少数の人間しか残らず、朽ち果て続けるフィールドをさまよい南を目指しもがきながら生き延びる親子の話。全体を通して重々しい空気が漂いとてもリアルで、実際に世紀末になったらこうなるのだろうなというシーンが多くある。例えば食料が尽きた世界ではもはや食べる対象は人間にシフトし、パワーを持たない人間は日々恐れながら暮らす。パワーを持った人間はコミュニティーを形成しパワーを強める。抑圧するものがない以上最も恐るべき存在だ。あるいは信じる心を失ってしまうところ。世紀末下においてもはや親族ですら信じることができなくなり、疑心暗鬼になり世界はますます荒んでいく。そんな心情やグレー一色な世界が実際に世界に終りが来たらどうなるかということを教えてくれる恐ろしい映画。ただ、途中親子が秘密の倉庫を見つけそこにはカン詰めやら食料が山のようにあり、久々におなかを満たすシーンは重いシーンからの反動で至福の時を感じさせる好きなシーンでもある。
・【映画】ウォーカー
デンゼルワシントン、ゲイリーオールドマン、ミラキュニスという俺的豪華ラインナップな作品。文明が崩壊した後、男は本を西へ運べという言葉で歩き続ける。途中で訪れた街のドンは男が持っている本=聖書が統率力の持つ重要な書だとしてパワーで奪おうとする。しかし男には聖なる力により守られているため死ななくて本を無事西に持っていったとさ。この文だけで分かるようにアメリカ人大好きキリスト映画&開拓者スピリッツ映画。教訓みたいでイライラしますが世界観的にはすごい良い。最後ミラキュニスがモンスタービーツバイドクタードレをつけるシーンが印象的。
・【映画】トゥモローワールド
西暦2027年11月。人類は希望を失い、世界は恐慌状態におちいっていた。なぜか出産の能力が失われ、18年間にわたって全く子供が生まれず世界は絶望。反政府組織がテロを毎日のように行う中反政府組織のリーダーである妻にある人物を護送するように頼まれる。それは子供を身ごもった黒人の女の子だった。という話。世界観的にはあまり世紀末ではないけどシヴィルウォー中の街なんかはプライベートライアンのくつした爆弾を思い出させる世紀末具合。カメラワークが非常に巧みで当事者だと錯覚させスリルを味わえる。
・【ゲーム】ラストオブアス
こちらは2013年頭に発売して以来アメリカでメガヒットを記録し世界中で話題となっているPS3およびXBOXのソフト。ストーリーは簡単に言うと、凶暴化するキノコの菌が蔓延して世界が混沌に包まれてる中唯一感染しない抗体を持った女の子が現れ主人公がワクチンを作ってもらうために遠くの病院まで引率するという話。これだけ聞くとお荷物運搬ゲーみたいだがさすがはノーティドッグ(アンチャーテッドの製作グループ)。非常に細かい部分にまで作りこまれており、少女エリーのAIだけでなく敵のAIもかなり複雑にプログラムされている。いわば今までは同じところをぐるぐる回るか敵を見つけたらただ追いかけるだけだったAIがあちこちを探しまわったり隠れたりと本物の人間のような動きをするのだ。また世紀末感もよ考えて作られており、弾薬はフィールドに少ししかなく食料もめったにない。そのためレンガを投げたり、自分で酒と布で火炎瓶を作ったりとギリギリのカツカツの生活を強いられる。難易度は非常に高いがその分リアルでゲームに引き込まれていく。廃墟と化したアメリカの町並みも必見。
・【ゲーム】フォールアウト
ザ世紀末。1997年にフォールアウトシリーズ第一作がリリースされ莫大なヒットを記録し今では3まで出ている(+NV)。フォールアウトとは放射正降下物を意味し、いわゆる核。町並みは基本的にぼろぼろで核のせいで近づくと放射能を浴びてしまう危険なところもあり。がれきの中からガラクタを集めて武器を作るのもよし、町の人間をホロコーストして支配してしまうのもよし、無難にストーリーを進めるのもよしとかなり自由なゲーム。ただやりこみ要素の多さとマップがだだっ広いせいか、フリーズがむちゃくちゃ多くPS3のハードディスクを破壊するゲームとしても有名。マッドマックスやソイレントグリーン、古くは半魚人などの映画からインスピレーションを受けている。
2013年7月21日日曜日
【映画】キングコーン
アメリカ人はコーンでできている
冒頭のシーンでの一コマ。髪の毛を分析してみるとなんと多くのコーンが含有されていた。でもそんなにコーンを最近食べた記憶はないし、、、ところがどっこいアメリカ人は無意識にコーンを毎日食べている。
とうもろこしの生産量を世界的に見ても43パーセントとダントツでアメリカが作ってる。何でかといえば国から援助金が出ているからなのだが、なぜそこまでしてコーンを作る?5階建てビルほどある高さの倉庫に並々とコーンが詰まっているほど作りすぎて飽和している状況なのになぜ多くの農家はコーン農家にシフトする?これにはアメリカの格差と肥満の問題が根底にあった。
アメリカの低所得者から中層階級にかけてポピュラーなフードでありアメリカの象徴ともいえるハンバーガー。もはや説明の必要はないだろうが、肉をパンで挟んだファストフードだ。日本には天下のマクドナルド、バーガーキング、ウェンディーズ、モス、フレッシュネスくらいしかないがアメリカには山のようにファーストフードショップがある。アビーズ、インアンドアウトバーガー、ホワイトキャッスルなど挙げていけば日が暮れる。しかも日本に比べサイズはでかいし基本的にドリンクは飲み放題だ。しかし肥満の原因は量ではない。
バーガーセットはコーンでできている。
太る理由はここにある。
コーンでできてる?どう考えたってコーンなんて入ってないだろ!と思うだろう。
無理もない。あの黄色いキュートなコーンではなく形を変えて含まれているからだ。
まずバーガーから。もっともポピュラーなバーガーはビーフであり、ビーフは基本的に牧草を食って育つ。しかし牧草を食う牛は育つまでに時間がかかる。もっとスピーディーに育つ方法はないか?として生み出されたのが閉じ込め手法でコーンを延々牛に食わす。するとどうだろう、牛は今までの倍早く育ち肉の値段はローコストに。こうしてバーガーの低下価格化が実現する。コーンのほとんどは家畜のえさ用として流れる。しかしさきほど言ったように牛は牧草を食う生き物であり、胃が穀物に対応してない。そのため胃酸が出過ぎて胃に穴が開く。これを防ぐために牛には大量の薬も投与する。薬漬の肉を食うわけ。穀物を食った牛の肉は高脂肪で太る原因となる。
次にドリンク。どう考えてもコーン入ってなさそうだが砂糖より安価なコーンシロップが入ってる。しかもめちゃくちゃ甘い。but発がん性物質が入ってる&太りやすい。こちらもローコストで手に入るためドリンクは飲み放題という夢のような結果に。
最後にフライドポテト。ポテトはもちろんイモだが揚げている油がコーンから作られるコーン油だ。
以上の理由からバーガーセットを食うことは同時にコーンを食うことになる。
コーンスターチ、コーンシロップ、コーン油、コーンプロテイン。形を変えたコーンはあらゆる部分に多用され、安価で食を豊かにする。安くて甘くて風味豊かでいいじゃない!そう思っていた時期が私にもありました。
しかし安いものにはそれなりの理由がある。
これらのコーンは栄養価が非常に低く代謝も悪い。高カロリーでガンにもなりやすくなる。
しかしアメリカはコーンを食わざるを得ない状況だ。
雇用は衰退し、保険はなく、病気になれない。それに富裕層が搾取しているためアメリカンドリームは遠い昔。食わざるを得なくて太らざるを得ないのだ。アメリカの肥満問題は貧困とリンクした国家問題だった。
そのうちアメリカに行ってファーストフードショップに入ったらセットを頼んで、いろんな思いを込めてバーガーをほおばってほしい。そこにはアメリカの味が詰まっている。
2013年7月15日月曜日
【映画】おいしいコーヒーの真実
我々は日々欠かさずコーヒーを飲んでいる。それは太古の昔から変わらぬことであり、コーヒーはある種の血であるといっても過言ではない。世界で消費されるコーヒーは一日に20億杯を超えそのニーズは年々増している。消費されるコーヒーのほとんどがエチオピアで生産されており、そこには破格の値段でネスレやイリーなどにコーヒーを買われ苦しむ農家の姿があった。
この映画は2006年に英米共同で製作されたドキュメンタリーである。
エチオピアでのコーヒー生産農家の地位向上のために活動するタデッセ・メスケラに焦点を当て、世界経済・貿易の不均衡と搾取の実態をレポートしたもの。
全世界で1日20億杯飲まれるコーヒーは、石油に次ぐ取引規模を誇る[3]国際商品であるが、その莫大な市場規模に対してコーヒー農家に支払われる対価は低い状況が続いている。そんな中で1990年から2000年にかけて発生した国際市場相場の暴落は生産者の生活を崩壊させ、麻薬生産へ転向する生産者が出るような状況に陥っている。アフリカ・エチオピアでそうした状況を打破しようと生産者組合を組織して奮闘する活動家タデッセ・メスケラに密着し、コーヒー農家の過酷な生活実態と、取引相手となる先進国大企業の不公平な取引事情を描く(引用元wiki)
コーヒーの国際価格はニューヨークとロンドンの取引所で決まるのだが、その数字を元に業者は安く仕入れ農家は安い賃金が入ることになる。
エチオピアの女性は日給0.5ドルで休むことなく手を動かし働いている。コーヒーの価格が安くなればなるほどエチオピアの農家たちの暮らしは貧しくなり、ろくに教育も受けられないような状況が続いている。
電気もついてない部屋にすし詰めで集まる大人から子供が同じ内容の勉強をしている。過程によって収入はさまざまだからだ。
カットは変わり、シアトルにあるスターバックス一号店。シアトルの自信満々女二人組みがコーヒーを売ることに生きがいを感じているようなまぶしい笑顔を振りまく。まるでこーひーの産地に悲惨な状況が訪れていることを露も知らないかのような。
彼女たちが提供していたコーヒーはシダモ地域というところで作られている。そこではなんと飢餓が問題としてあり、ユニセフが栄養失調の子供たちに配給をしていた。
自分が日々飲んでいるコーヒー、それはコーヒーに限らず、食べているもの、飲んでいるものがどこで作られどんな問題があるのかを考えたことはあるだろうか?
我々が日々当たり前のように扱ってるものは多くの人間の手間と苦労があって、当たり前になっている。日本ではよくクレームが店に対して起こるが、平和ボケが生んだ産物だろう。それなりの対価を支払った店にはそれなりのサービスがあたえらるわけであり、高級品とジャンクを同じテーブルに載せることは具の骨頂であるだろう。マクドナルドであなたが頼んだバーガーに髪が入ったのならそれは150円の対価であるが故仕方ないのだ。6000円払って入ったフレンチのコースに髪が入っていたのならばそれはクレームをするべきだろう。
日本などまだましなほうだ。ファーストフードネイションという映画を見ればわかるが、ハンバーガーチェーンのバイト君がバーガーにつばを入れてそれを食うのを見て楽しむなんてシーンがある。フィクションではあるがそんなことが起こりうるほど安いものにはそれなりのサービスが提供される。
また店での瞬間だけでなく、例えばメキシコ移民が工場で屠殺する時に大腸菌が混入したり、あるいは大量生産されたとうもろこしから作られた発がん性の高いコーンスターチが使われていたり、一つ一つたどっていかないとそれがいったいどんなものなのかはわからない。目の前にあるタダのチーズバーガーは、実は大腸菌が入った、発がん性の高い、移民が作ったチーズバーガーなのかもしれない。
言いたいことは安いものにはそれなりのワケがあるということだ。
2013年7月14日日曜日
【映画】パンズラビリンス
公開当初多くの人がこの映画にテラビシアにかける橋的なファンタジー要素と何か幸せになれる不思議な映画だと思い込んで劇場に足を運んだことだろう。ところがパンドラの箱を開けてみれば中には戦争とメキシコ的生死表裏一体観、そしてグロテスクな描写がたんまりあることに思い知らされる。私自身ジャケットでこの映画の内容を大体こんなもんでしょ?と決めつけていた。
ギレルモデルトロ監督はそこまで甘くなかった。
米アカデミー撮影賞・美術賞・特殊メイキャップ賞、全米映画批評家協会賞の作品賞などさまざまなタイトルを獲得し各国で激賞された。ダークファンタジーと太鼓判を打っているがどう考えても戦争映画であるし、ネグレクトや幼児虐待といった現代社会の暗部にも通底するドス黒いメッセージ性をも含む。戦争としての面とファンタジーとしての面が同じ時系列で同時に進み、最終的に一つになるというストーリーの構造であるが、二つの住み分けがうまくなされており観ていて混同することなく楽しめる。
あらすじ
1944年のスペイン。内戦終結後もゲリラたちはフランコ将軍の圧政に反発していた。そのため、緑深い山奥でも血なまぐさい戦いが繰り広げられていた。おとぎ話が大好きな少女・オフェリア(イバナ・バケロ)は、臨月を迎えた母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共に、その山奥にやってきた。駐屯地を指揮するフランコ軍のビダル大尉(セルジ・ロペス)と母が再婚したからだ。しかしビダル大尉は、ゲリラの疑いがあるというだけで農夫親子を惨殺するような残忍な男だった。ビダル大尉を恐れるオフェリア。一方、小間使いのメルセデス(マリベル・ベルドゥ)は実はゲリラ軍の協力者だった。大尉の元に潜り込んで、ゲリラ軍に情報を流していたのだ。そんなメルセデスと仲良くなるオフェリアだが、ある日、ひょんなきっかけから不思議な迷宮(ラビリンス)に迷い込んでしまう。そこには山羊の頭と体をしたパン(牧神)がいて、彼女に驚くべき事実を告げた。オフェリアは魔法の王国のプリンセス、モアナの生まれ変わりに違いないと言うのだ。そして満月の夜が来るまでに三つの試練に耐えられれば、両親の待つ魔法の王国に帰ることができると言う。その言葉を信じたオフェリアは三つの試練に立ち向かう決心をするのだった。こうして幻想の世界にのめり込んでいくオフェリアの周りでは、ついにゲリラ軍とフランコ軍の、血で血を洗うような戦いが始まる……。
スペイン内戦やフランコ独裁政権について知らないことにはこの映画を楽しむことはできない。
スペイン内戦とは1936年、マヌエル・アサーニャ率いる左派の人民戦線政府と、フランシスコ・フランコを中心とした右派の反乱軍とが争った戦争。スペイン共和国政府に対して、軍事反乱を起こしたフランコ将軍はナチスドイツと手を結び、共和国政府を支持する共和派やレジスタンス派に対して、徹底的な弾圧を加え続けた、スペイン国土を荒廃させ、共和国政府を打倒した反乱軍側の勝利で終結し、フランシスコ・フランコに率いられた独裁政治を樹立した。ナチスドイツがポーランドへ電撃侵攻を開始したのは1939年9月1日だが、その5年後の1944年6月には連合国軍がノルマンディー上陸作戦を開始したため、ナチスドイツの敗北はもはや明らかになっていた。ではその時、スペインの山の奥にこもってフランコ政権への抵抗を続けるゲリラ軍は?というバックグラウンド。
そういった血で血を洗う内戦のさなか、少女は自らの妄想により生み出した現実逃避によりむごい世界から目をそむけていたのだ。「だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した」というこの映画のキャッチコピーはそれを物語る。
「パンズラビリンス」とは直訳すればパーンの迷宮となる。パーンとはギリシャ神話における農耕神ルベルスクであり、ファウヌスである。映画ではヤギのビジュアルのパーンがどう見ても悪役のような姿で現れる。家畜や森を守る神であり、劇中でも森の迷宮に生息する。パーンの迷宮と名付けられるぐらいなのだからおそらくギリシャ神話にリンクした映画なのだろう。主人公の少女は月の女神であると告げられ、その世界に戻るために三つの試練をこなす。そして自らの命を絶つことにより黄泉の国に行き、神になることからオフェリアはギリシャ神話における女神アルテミスではなかろうか。アルテミスは古くは山野の女神で野獣と深い関わり合いを持つ神であった。アテナイにはアルテミスの為に黄色い衣を着て踊る儀式があったとされるが、少女オフェリアが最後月の女神になった際に着ていたドレスは黄色でありこれはおそらく偶然ではないだろう。女神は、森の神として、兄弟神アポローンとともに「遠矢射る」の称号をもち、疫病と死をもたらす恐ろしい神の側面も持っていた。また産褥の女に苦痛を免れる死を恵む神でもある。少女オフェリアの母は弟を生んだ際死んでいる。これもおそらく偶然ではないだろう。そして神話の中ではオレステースがイーピゲネイアと共にもたらしたアルテミスの神像は人身御供を要求する神であったとされる。アルテミスに対する人身御供の痕跡はギリシアの各地に残されていた。少女オフェリアは最後自らを犠牲として捧げることにより生贄になり、アルテミスになったのだ。
映画では冒頭にオフェリアの死とまたラストで同じシーンが流れる。しかしオフェリアの死で幕を閉じるのではなく煌びやかな黄泉の世界が映し出され終わる。これは肉体は朽ち果てても魂はよりよい世界へ行ったという一種の観客への慰め的演出であり、メキシコ人的な生と死は一体であるという観念を表した重要なシーンだ。しかし舞台を戦時下に置く必要はなかったと思う。確かに、残酷な世界に逃げる隙を与える対照的な世界は対比しやすくまた死と隣り合わせであるということ、死は終わりであり始まりであること、これらを分かりやすくするには戦時下がいいのかもしれない。しかし戦争というイメージが強くありすぎ、また事実であるが故ここの価値観が邪魔して支離滅裂な構成になってしまったと考える。
ストーリーの構成はおいておいてクリーチャーのデザインには毎度頭が下がる。ヘルボーイの死神はたまらないデザインであったが、今回も一度見たら数十年は忘れない強烈なインパクトのあるクリーチャーが出てくる。
↑ヘルボーイの面々
中でもペイルマンというキャラクターは誰がいつ見てもキモいという感想を満場一致で叩きだすツワモノ。試練の中に登場するのだが、手のひらに目が付いておりサルエルパンツみたいな皮膚でちんたら追いかけてくる。文体だけみてるとただのバカにしか思えないが映像で見るとホントにキモいしえげつない。妖精を頭から食う。パンズを知らずにこのクリーチャーを知っている人間も少なくない。ある意味デルトロ色全開ですばらしいけど、夜中に出てきたらずいずいズっころばしで眼つぶしするしかない。
2013年6月29日土曜日
【雑記】明日から使える映画のセリフ
今やどこの国に行っても、英語さえ話せれば食いつなげる便利な世の中になった。かつて世界は交易の際、仲介する通訳がなければ、よその国とコミュニケーションをとることは不可能であったし、言葉はいわば文明を育てる力だ。バベルの塔でもあるように、言葉をごっちゃにされることはわれわれにとって一番の恐怖。日本でも戦後英語に対する教育はGHQにより強制され、今では外国人講師を招くなどしてかなり重要視されている。それ自体は非常に良いことだし企業に入るにあたっても英語ができるということは、大きなスキルとして欲されているのでこれからも伸ばしてしていくべきだろう。
しかし日本の英語教育を受け、抜群の成績と学年一位の成績を取った人間が、アメリカにほっぽり出されたとして生き延びることができるかといえば、それは不可能だ。高校卒業時点の英語力は、おそらくアメリカの5歳児にも及ばない。事実、学校の成績はオール5、受験勉強でも鍛え抜き英語には自信満々だった友人A君はアメリカでコテンパンにやられて帰ってきた。本人曰く、何も話さなかったというがそれも無理はない。学校で教えられる英語は形式的な読む英語であり、生活で使う英語ではない。TOEICや英検といったような試験で使う英語でしかないのだ。日々生きていく中で、助詞や定冠詞、命令文など意識して話すだろうか?主語がどこにかかるかを意識して話すだろうか?意識して話すことはまずない。学校英語は生きる上で力にはならない。
ここまではもはや周知の事実。ではアメリカの五歳児と圧倒的な英語力の差を生んだのは何か?
それは環境。当たり前かもしれないが当たり前ができていない。身の回りの物が英語で言えるかどうかが大きな差を作った。シャーペン、はさみ、ゴミ箱、棚、廊下、天井から始まり道路、住宅街、線路、港など生活するにあたりそれらの単語を理解することは必須といえる。救急車をアンビュランスと言える人は実はあまりいない。身の回りの物を英語で言えるということはすなわち生きるための手段を会得しているということであるし、先端恐怖症とか議会制民主主義なんてものの英語は生きていく中で使うことはまずないので頭でっかちの英語は生きていくとしたら即死。
逆にいえば学校英語ができなかった人でも気負いすることはない。英語圏にいく場合一番必要なのは話すという気合だけ。文法もいらない。今からでも遅くない!さあいまあなたも!すぐこちらにお電話を!××-××××!!!
ここまで長々と英語について語ってきたが最終的に言いたいのは、映画のセリフを覚えて旅行なり商談で使ってしまおうぜってワケ。ただし責任はとらないけどね。独断と偏見でクールなセリフをチョイスしたので是非覚えて使ってください。ダイハードになろうぜ。
Lesson1
Go ahead,make my day. (ダーティハリー 1971年)
「やれるもんならやってみな」
痴呆症のおじいちゃんみたいな扱いを受けているクリントイーストウッドも、かつては44マグナムをぶっ放し、黒人悪党に制裁を下すヒーローだった。これはとあるダイナーで強盗が店に押し寄せ、居合わせたイーストウッドが悪党に向かって言うセリフ。ワイルドで西部劇の匂いもほんのりさせる
最高にクールなセリフ。使う場面としてはハンバーガーショップでスーパーサイズにするかどうか聞かれた時。確実にスーパーサイズにされる,,,,
ちなみにニクソン大統領はこのセリフを気に入って何度も言っていたので、その世代のアメリカ人にはウケがいい。
Lesson2
Freaks! (ダークナイト 2008年)
「化け物め」
ダークナイトで有名なセリフといえば"why so serious?"だが使う場面が職場くらいしかなさそうなので今回は割愛。こちらはおなじみジョーカーに対して黒人マフィアが厨房で言い放つ言葉である。劇中ではジョーカーが、俺みたいな金玉を取ったやつは玉を取られることはないがねみたいなセリフを言い、それをこのフリークス!で笑いを取るという、いわば突っ込み。使い方としては、身の上自慢だとか意味分かんないことばっか言って周りが若干引いてるにもかかわらず話し続けるKYに対して、一言FREAKS.といえば爆笑を誘えること間違いなし。そのかわりKYは以降いじられキャラになることは間違いない。freaksとは昔サーカスなどで見世物小屋にいた奇形の人々や障害を持つ人々のこと。あまりいい表現ではない。
Lesson3
Soylent Green is people! (ソイレントグリーン 1973年)
「ソイレントグリーンは人肉だ!」
SF好きな人にはひそかに人気な映画ソイレントグリーン。知らない人が大半だと思うので簡単にあらすじを説明すると、極度の文明発達と乱獲で温暖化が進み野菜や食べ物は一切とれなくなった未来、人々はソイレントグリーンと呼ばれるプランクトンから作られた人口食物を食べていた。しかしその工程に疑問を抱いた主人公はその工場に潜入するとなんとソイレントグリーンは人から作られていた、という話。その時主人公が叫ぶ言葉がこれなのだが、最近だとウォシャヲスキー監督のクラウドアトラスで老人ホームから逃げ出す老人がこのセリフを叫び再び話題となった。使う場面としては当たり前だったことが実は違ったなんて時に使うのがよろしい。例えば、俺実はお前の父親なんだと言われたら「嘘だー!」じゃなくて「ソイレントグリーンいずピーポー!」で。
Lesson4
Do you see me? (ノーカントリー 2007)
「俺の顔を見たか?」
その顔を見たものは確実に死ぬと言われる殺し屋シガー(見た目は寝不足のふかわりょう)が言い放つセリフ。口裂け女のわたしきれい?なんて比じゃない。誰かにチクろうものなら水素ボンベで脳みそを吹き飛ばされるかサイレンサーつきのショットガンで音もなく殺されるのだから。使い方としてはつまみ食いを見られた時や銀行強盗の時だね。とびっきり目をひんむいた顔で言うのがポイント。
Lesson5
Do you maggots understand that?(フルメタルジャケット1987年)
「分かったか、ウジ虫ども!」
おなじみハートマン大佐の人権ガン無視セリフ。軍隊訓練というのはこういった汚い言葉や罵声を浴びせられ、自分という確立したアイデンティティを一度ゼロにしてから殺人マシーンにするという、いわゆる洗脳なんですわ。これ以外にももっと下劣でドイヒーなセリフがたくさんあるが一番これがセーフってことで。(これでも結構アウト)使い方はマジで気をつけてもらいたいのだが間違えても米軍に向かって言わないように。いいか絶対にだぞ?絶対にだ。
以上5つのセリフを上げたがどれもとてもユースフルなものだし、これさえ知っていれば学校英語何ぞ寝ててもアメリカで生きていける。大事なのはスピリッツ。おベンキョじゃない。伝えようという意思、姿勢、態度。それさえあれば国の境目なんて素手で破壊できる。なぜなら僕らは文明人なのだから!!!
しかし日本の英語教育を受け、抜群の成績と学年一位の成績を取った人間が、アメリカにほっぽり出されたとして生き延びることができるかといえば、それは不可能だ。高校卒業時点の英語力は、おそらくアメリカの5歳児にも及ばない。事実、学校の成績はオール5、受験勉強でも鍛え抜き英語には自信満々だった友人A君はアメリカでコテンパンにやられて帰ってきた。本人曰く、何も話さなかったというがそれも無理はない。学校で教えられる英語は形式的な読む英語であり、生活で使う英語ではない。TOEICや英検といったような試験で使う英語でしかないのだ。日々生きていく中で、助詞や定冠詞、命令文など意識して話すだろうか?主語がどこにかかるかを意識して話すだろうか?意識して話すことはまずない。学校英語は生きる上で力にはならない。
ここまではもはや周知の事実。ではアメリカの五歳児と圧倒的な英語力の差を生んだのは何か?
それは環境。当たり前かもしれないが当たり前ができていない。身の回りの物が英語で言えるかどうかが大きな差を作った。シャーペン、はさみ、ゴミ箱、棚、廊下、天井から始まり道路、住宅街、線路、港など生活するにあたりそれらの単語を理解することは必須といえる。救急車をアンビュランスと言える人は実はあまりいない。身の回りの物を英語で言えるということはすなわち生きるための手段を会得しているということであるし、先端恐怖症とか議会制民主主義なんてものの英語は生きていく中で使うことはまずないので頭でっかちの英語は生きていくとしたら即死。
逆にいえば学校英語ができなかった人でも気負いすることはない。英語圏にいく場合一番必要なのは話すという気合だけ。文法もいらない。今からでも遅くない!さあいまあなたも!すぐこちらにお電話を!××-××××!!!
ここまで長々と英語について語ってきたが最終的に言いたいのは、映画のセリフを覚えて旅行なり商談で使ってしまおうぜってワケ。ただし責任はとらないけどね。独断と偏見でクールなセリフをチョイスしたので是非覚えて使ってください。ダイハードになろうぜ。
Lesson1
Go ahead,make my day. (ダーティハリー 1971年)
「やれるもんならやってみな」
痴呆症のおじいちゃんみたいな扱いを受けているクリントイーストウッドも、かつては44マグナムをぶっ放し、黒人悪党に制裁を下すヒーローだった。これはとあるダイナーで強盗が店に押し寄せ、居合わせたイーストウッドが悪党に向かって言うセリフ。ワイルドで西部劇の匂いもほんのりさせる
最高にクールなセリフ。使う場面としてはハンバーガーショップでスーパーサイズにするかどうか聞かれた時。確実にスーパーサイズにされる,,,,
ちなみにニクソン大統領はこのセリフを気に入って何度も言っていたので、その世代のアメリカ人にはウケがいい。
Lesson2
Freaks! (ダークナイト 2008年)
「化け物め」
ダークナイトで有名なセリフといえば"why so serious?"だが使う場面が職場くらいしかなさそうなので今回は割愛。こちらはおなじみジョーカーに対して黒人マフィアが厨房で言い放つ言葉である。劇中ではジョーカーが、俺みたいな金玉を取ったやつは玉を取られることはないがねみたいなセリフを言い、それをこのフリークス!で笑いを取るという、いわば突っ込み。使い方としては、身の上自慢だとか意味分かんないことばっか言って周りが若干引いてるにもかかわらず話し続けるKYに対して、一言FREAKS.といえば爆笑を誘えること間違いなし。そのかわりKYは以降いじられキャラになることは間違いない。freaksとは昔サーカスなどで見世物小屋にいた奇形の人々や障害を持つ人々のこと。あまりいい表現ではない。
Lesson3
Soylent Green is people! (ソイレントグリーン 1973年)
「ソイレントグリーンは人肉だ!」
SF好きな人にはひそかに人気な映画ソイレントグリーン。知らない人が大半だと思うので簡単にあらすじを説明すると、極度の文明発達と乱獲で温暖化が進み野菜や食べ物は一切とれなくなった未来、人々はソイレントグリーンと呼ばれるプランクトンから作られた人口食物を食べていた。しかしその工程に疑問を抱いた主人公はその工場に潜入するとなんとソイレントグリーンは人から作られていた、という話。その時主人公が叫ぶ言葉がこれなのだが、最近だとウォシャヲスキー監督のクラウドアトラスで老人ホームから逃げ出す老人がこのセリフを叫び再び話題となった。使う場面としては当たり前だったことが実は違ったなんて時に使うのがよろしい。例えば、俺実はお前の父親なんだと言われたら「嘘だー!」じゃなくて「ソイレントグリーンいずピーポー!」で。
Lesson4
Do you see me? (ノーカントリー 2007)
「俺の顔を見たか?」
その顔を見たものは確実に死ぬと言われる殺し屋シガー(見た目は寝不足のふかわりょう)が言い放つセリフ。口裂け女のわたしきれい?なんて比じゃない。誰かにチクろうものなら水素ボンベで脳みそを吹き飛ばされるかサイレンサーつきのショットガンで音もなく殺されるのだから。使い方としてはつまみ食いを見られた時や銀行強盗の時だね。とびっきり目をひんむいた顔で言うのがポイント。
Lesson5
Do you maggots understand that?(フルメタルジャケット1987年)
「分かったか、ウジ虫ども!」
おなじみハートマン大佐の人権ガン無視セリフ。軍隊訓練というのはこういった汚い言葉や罵声を浴びせられ、自分という確立したアイデンティティを一度ゼロにしてから殺人マシーンにするという、いわゆる洗脳なんですわ。これ以外にももっと下劣でドイヒーなセリフがたくさんあるが一番これがセーフってことで。(これでも結構アウト)使い方はマジで気をつけてもらいたいのだが間違えても米軍に向かって言わないように。いいか絶対にだぞ?絶対にだ。
以上5つのセリフを上げたがどれもとてもユースフルなものだし、これさえ知っていれば学校英語何ぞ寝ててもアメリカで生きていける。大事なのはスピリッツ。おベンキョじゃない。伝えようという意思、姿勢、態度。それさえあれば国の境目なんて素手で破壊できる。なぜなら僕らは文明人なのだから!!!
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