2016年7月10日日曜日

【映画】インデペンデンスデイ リサージェンス








あらすじ
1996年に製作・公開され、世界中で大ヒットを記録したSFパニック超大作「インデペンデンス・デイ」の20年ぶりの続編。エイリアンの侵略を生き延びた人類は、共通の敵を前にひとつにまとまり、回収したエイリアンの技術を利用して防衛システムを構築。エイリアンの再来に備えていた。しかし、再び地球を目標に襲来したエイリアンの兵力は想像を絶するものへと進化しており、人類は為す術もなく、再度の絶滅の危機を迎える。

ここしばらくの間、少ない脳みそをを絞りきらないと理解が十分に出来ないような、難関で癖の強い単館系の映画ばかり見ていたこともあり、90年代に一世を風靡したブロックバスター物である本作はたまらなく響いた。ストーリーが今までと変わらないとか、誰が主人公か分からないとか、正直そんな事はどうでもいいし、もはや観る前からそんなことは分かりきっていた。
映画に求めるものは人それぞれ違うし、だからこそ様々な映画がカルトとして後世にいつまでも残り続ける。クソ低予算映画を取り憑かれたかのようにいつまでも観続けるようなフリークスも居れば、映画を見ているのか勉強中なのか分からなくなるようなインテリドキュメント映画オタクも居るのだ。結局、大衆映画―所謂インデペンデンスデイを筆頭とした誰が見ても何となくカタルシスを得られ、なにかすごい映画を観たと感じられるブロックバスターものは、映画オタクからすれば
安直ひねりもなく旨味調味料と保存量てんこ盛りのファーストフードのような愚かさと評される。
90年代はそういった街一つ破壊する爆弾のような大ヒット映画が大量に作られ、(ターミネーターやトップガンなど)我々の心を鷲掴みにした。しかし00年代に入りそういったIQ15でも楽しめる映画を観てきた映画オタクたちはそれを否定し、難解で説教じみたマイナーな映画に傾倒し始め、文字通り過去を否定し始めた。

昨年から今年にかけて90年代の続編ラッシュが始まり、スターウォーズを皮切りにジュラシックワールドなど、やっぱ90年代っていいよねと帆人は懐古し始める。ちょうどファッションの20年周期のように。

スターウォーズもジュラシックワールドもバージョンアップしたが、インデペンデンスデイは何も変わってないという評価が多かった。前者は確かに時代に合わせたバージョンアップがされていたと思う。例えるならばiphoneが5から6になって機能が刷新されるのに対し、インデペンデンスデイはiphoneそのものが50インチくらいでかくなって中身は一緒といった感じだ。
一緒なのはシーンだけではなくキャストもほとんど一緒。ウィルスミスは残念ながら出演していないが、代わりにIt Followsのマイカモンローがウィルスミスと同じタンクトップ姿でタフに戦う。葉巻はくわえてくれなかった。



内容に関して異論はないが、トランスフォーマーみたいに中国シネコンラッシュを意識したキャスティングとステマはどうかと思うがね。そしてなぜいつもステマは牛乳なんだ!

世間的な評価はいかにせよ、私はエメリッヒがそれを望んでいたからそうしたのだと思う。露骨に星条旗を掲げ、フィアンセに愛してると臭いセリフを放ち、期待を裏切らないメインキャラの死亡フラグとくすっと笑える小ボケの数々。それは我々をあの頃にそのままタイムスリップさせてくれる貴重な時間だった。
無論、これをあと3回くらい繰り返されれば、さすがの私もエメリッヒをひっぱたくことになるが。

1 件のコメント:

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