2013年1月14日月曜日

【映画】風の谷のナウシカ



日本国民であれば風の谷のナウシカを見ずして日本を語るべからずという言葉がある。ないけど。それくらいもはや観てて当たり前であるはずの不屈の名作をあろうことに先日初めて見た。名高い作品だけあってシナリオだけ聞いてもなんだかおもしろそうだと興味をそそる。逆になぜ今まで見てこずにクローバーフィールドとかメカニックとかあほみたいな映画に時間を割いてきたのだろうと恥じたくなる。
もはやあらすじなど言う必要などないので言わないが、よくある産業革命か自然信仰かの善悪二元論が大きなテーマであり、我々にとってはタブーといえる汚染が重要なテーマとなっている。敵の軍がいかにもドイツ軍を思わせる風貌だったり露骨に批判を混ぜたような部分があって、もののけ姫とトトロしか見たことのない私にはジブリってこんなプロパガンダ的でいいのかい?!っていうのが正直な感想であり、3.11を経験した我々にとって再び見るべき映画だと感じた。
芸術家は作品に命を吹き込みメッセージを組み込む仕事だと思っている。そういう意味でナウシカは当時の駿の心情をもろに組み込めていると思うし、逆にいえば近年のジブリは平和ボケにやられちまっている。駿じゃないからいけないとは言わないがとんでもなくポリティカルな作品をブっ込んでしまってもいいのでは?帝国軍の住む宮殿に妹を殺された少年が戦闘機を突っ込ませ、、、

あなどるげからずジブリ。

最後まで疑問だったのは、なぜ男性は皆胸に魚肉ソーセージを六本忍ばせていたのでしょうか。もしかして6=悪魔崇拝的なメッセージかつセクシャリティなイメージということでしょうか。

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