2014年1月5日日曜日
【映画】LAギャングストーリー
1949年のロサンゼルスを舞台に、ギャングと警察官の抗争を描いたクライムアクション。ドラッグや銃器取引、売春で得た金を使い、警察や政治家をも意のままに操る大物ギャングのミッキー・コーエンは、自らを「神」と豪語し、ロサンゼルスを支配する。しかし、そんなコーエンを打ち破るべく、6人の警察官が立ち上がる。警察当局は一切の責任を負わないという命がけの任務に就いた6人は、警察官という素性も名前も隠し、コーエン率いるギャング組織へ戦いを挑む。
いろんな映画のオマージュを感じる。仲間を集めていき腕利きのガンマンやメキシコ人、ちょっと扱いにくい若造やおじさんなどメンバーが揃っていく経過は荒野の用心棒でしかないし、黒人警官が情報屋を追いかけポルノ撮影現場に落下するところはダーティハリーと全く同じ。また全体的に名作アンタッチャブルを匂わせる。
ストーリーややり方は真新しいことなんて一切なく、今までどおりのやり方でド直球だ。しかし50年代ロサンゼルスの繁栄と影、クールで皮肉なセリフ、見ごたえのあるシーンがあるおかげでなんてシンプルで面白い映画なんだと感じるようになっている。
一番思ったのはすごくゲーム的であるということ。それもロックスターの作るようなキャラクターここに味があって、またキャラクター一人一人にストーリーがあり、アイテムやロケーションに妥協がない。(実際ロックスターが作った50年代がテーマのゲームは失敗だったのだが)
ジョシュブローリンの渋い熱血漢デカっぽさも良かったし、ショーンペンの悪役もドはまりで間違いないと感じた。ライアンゴスリングも相変わらずマイペースクールキャラでドライヴがもし50年代だったら的なノリ。エマストーンの青い目との赤いドレスのマッチングもナイス。
かっこいい男っていうのはこういうところなんじゃないかと感じさせる一品。
ロサンゼルスいきてー
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